参考資料 : アメリカの特別支援教育

主な発達障害の一覧です。 発達障害の兆候が見られたら、特別支援指導員、医師、カウンセラー、セラピストなど、発達障害をしっかり認識している専門家に相談して正しく診断を受けることが大切です。 また対処方法、治療方法も個人により異なるため専門家にご相談ください。

コミュニケーション障害 Communication Disorder

コミュニケーション障害とは、他人と上手くコミュニケーションを取ることができない障害です。 主に人付き合いが苦手、他人に無関心、自然な会話のやり取りができない、極度の人見知り、ひきこもり、対人恐怖症などの特徴があります。 コミュニケーション障害が感情障害などの二次障害につながることもあります。

コミュニケーション障害の種類

表出性言語障害(Expressive Language Disorder)

コミュニケーション障害の中でも、脳や聴覚器官などには特別な異常がなく、話す能力が年齢相応に達していないという特徴があります。 言葉自体は普通に理解ができているにも関わらず、自分の意思を上手く言葉で表現できないようです。

受容―表出混合性言語障害(Mixed Receptive-Expressive Language Disorder)
コミュニケーション障害の中でも、話し言葉を理解する受容能力と話し言葉を発する「表出能力」の両方に問題があることが特徴です。 2歳になっても意味ある言葉を全く話さず、自分の名前を呼ばれてもわからないことがあります。
音韻障害(Phonological Disorder / Speech Sound Disorder)
コミュニケーション障害の中でも、脳や聴覚器官に特別な異常がないにも関わらず、年齢相応の発音が上手くできないものです。